やまなし子どもネット

2.保育所とは

保育所は、0歳から5歳の子どもを預かって、家族にかわって世話をしてくれるところです。公立保育所と、私立保育所があります。どちらも保育の内容、保育料は同じです。 公立保育所・・・県や市などがつくった保育所 私立保育所・・・個人がつくった保育所 保育所は、0歳(満2か月ごろ)の赤ちゃんから預かってくれます。でも、預かってくれるのは、家族全員が働いていて、日中、家で世話をしてくれる人がだれもいない子どもだけです。また、家で子どもの世話をしている人が、出産、重い病気、心の病気になったときは、短い期間(きかん)でも預かってくれます。 保育所は、月曜日から土曜日までです。基本的に、朝は8時30分ごろから、夕方は5時ごろまで預けることができます。土曜日は12時ごろまでです。 家族の仕事の時間によって、朝は7時ぐらい、夕方は7時30分ぐらいまで預けることもできます。土曜日は午後2時ごろまでです。これを延長保育といいます。延長保育の時間は、保育所によって違いますから、保育士(保育所の先生、保母)や園長(所長)に聞いてください。 子どもの送り迎えは、家族がします。少しお金がかかりますが、バスで送り迎えしてくれる保育所もあります。
保育所で、子どもたちは一日を過ごします。おやつや昼ご飯も保育所で食べます。昼ご飯は、保育所でつくったスープや、おかずが出ます。これを給食といいます。給食にご飯が出るところは、お米のお金を払います。家からご飯だけ持っていくところもあります。 保育所は、働いている家族のかわりに子どもの世話をして、家族と一緒に子どもを育てていくところです。着替え、トイレ、食事、歯磨き、片づけ、早寝早起き、あいさつなどが自分でできるように、家族と協力して教えていきます。 【表1】は、保育所、幼稚園での子どもたちの過ごし方の例です。 【表2】は、保育所の1年の行事、毎月の行事の例です。 【表3】、【表4】、【表5】は、保育所で必要な持ち物の例です。幼稚園の持ち物ともだいたい同じです。でも、それぞれの保育所、幼稚園によって違いますから、かならず確認してください。また、持ち物にはすべてに名前を必ず書いてください。

【表1】 保育所と幼稚園の一日 

保育所幼稚園
8:30登園(保育所へ行くこと)・自由遊び10:00登園(幼稚園へ行くこと)・自由遊び
9:30 10:00おやつ(3歳児以下)お散歩、歌、おゆうぎ(ダンス)、工作 10:30朝の会 歌、体育遊び、工作、英会話など
11:00 11:30給食(3歳児未満) 給食(3歳児以上)12:00お弁当か給食
13:00お昼寝13:00休み時間 自由遊び
14:00降園・お帰り(幼稚園から帰ること)
15:00おやつ  自由あそび
17:00降園・お帰り(保育所から帰ること)

【表2】保育所の1年

4月入園式10月いもほり 運動会 
5月健康診断 こいのぼり11月保育参観(親が保育所へ行き子どもの様子や行事を見ることができます)
6月いもの苗植え12月クリスマス もちつき
7月プール遊び たなばた1月お正月遊び おゆうぎ会
8月プール遊び 夏まつり2月節分 そりすべり
9月親子遠足3月ひなまつり 卒園式
毎月の行事誕生会 身体測定 交通安全教室 避難訓練

保育所の持ち物は、子どもの年齢で少し違います。それぞれの保育所でも違います。【表3】0歳児、【表4】1、2歳児、【表5】3歳児以上に分けて、持ち物の例を紹介します。

【表3】 0歳児の持ち物の例

通園かばん着替えくつしたぼうし
おむつ・おしりふきお手ふきタオル食事用エプロンほ乳びん
昼寝用布団フェイスタオルティッシュビニール袋
ぞうきん

【表4】1、2歳x児の持ち物の例

通園かばん通園バッグ着替え食事用エプロン
はし箱、しつけばし、スプーンなどランチョンマット・ナフキンお手ふきタオルコップ
昼寝用布団ティッシュビニール袋ぞうきん

【表5】3歳児以上の持ち物の例

園服(制服)(園で決まっている服)帽子(園で決まっている物)体操着(園で決まっている物)カラー帽(園で決まっている物)
通園かばん通園バックうわばき入れうわばき
はし箱ランチョンマットかナフキンお手ふきタオルコップ
着替え昼寝用布団ビニール袋ぞうきん